寒天~隠元さんが伝えたもの
2014年7月29日
今週のお菓子は壽福製「柚みぞれ」。
道明寺をたっぷりと使って寒天でかためた見た目も涼やかなお菓子です。
冷たく冷やして、つるりといただきましょう。
日本文化に多大な影響を与えた隠元さんですが、寒天も
その一つ。といっても中国から持参されたわけではありません。
京都伏見の旅館『美濃屋』の主人・美濃太郎左衛門が、隠元さんに献上したところ大変喜ばれて、名付けられたとか。
美濃太郎左右衛門は、たまたま戸外に捨てたトコロテンが凍結して、日中は融け、日を経ると乾物になると発見したのだそうで、調理してみると大変宜しく、ところてんのように海藻臭さが無いというので喜んだそうです。
禅師は、「寒い空」を意味する漢語の寒天に、寒晒心太(かんざらしところてん)という意味を含めて「寒天」と命名したのだそうです。
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