ぼた餅
2015年3月23日
お彼岸となると、お中日にかならずぼた餅を作ってお持ちになる檀家さんが
いらっしゃいます。
今年もご覧のように沢山いただきました。
早速仏様にお供えして、そのあと皆にもお福分けしていただきました。
つぶし餡、きな粉、青のり、黒ごまと種類も沢山。
春は牡丹の咲く時期から「ぼた餅」、秋の彼岸には萩の花から「おはぎ」といいます。
また、「夜船」や「北窓」とよぶこともあります。
これは、おはぎの作り方がお餅と違って、「ペッタン、ペッタン」と音を出ないので、隣人は、いつ搗(つ)いたのか分からない。そこで、「搗き知らず」→「着き知らず」と、暗い夜にいつ船が着いたのかわからないこという言葉あそびから「夜船」といいます。
また、「北窓」は、夜船と同じように、「搗き知らず」→「月知らず」
と言葉遊びで、月を知らない、月が見えないのは北側の窓、ということからなのです。