半夏生(はんげしょう)
2017年6月8日
東明燕の池の側に咲き出した半夏生。あまりのそのはかないくらいの清楚ないでたちを、どうにかお菓子に、と長崎の名補寿福さんに頼んでつくっていただきました。
銘はもちろん「半夏生」。
真っ白の中は緑の餡、そしてその餡の中にさらにこし餡が。白、緑、黒と三つの楽しみを味わうことができます。ご賞味あれ!
半夏生は別名片白草(かたしろそう)。
ドクダミ科で、葉の半分ほどが真っ白くなるとても変わったもの。葉の緑と白があいまって、風にそよそよとゆれるさまは何とも言えぬ風情。
京都の建仁寺塔頭両足院は普段非公開のお寺ですが、この半夏生が咲くときだけ拝観することができます。お目当てはお寺の由来もですが、お庭に群生するこの半夏生です。
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