花水木と同じ頃に山野に自生する日本古来の水木の花と似ている
ところからの名前です。
花は白や淡紅色ですが、秋になると照り葉もあでやかです。


花水木紅ゆえに人目ひく　　　　　　　　　　　野村久雄

庭牡丹見つつどこへも出ずまじひ　　　　　　　　　　池内たけし

みほとけの清浄身と牡丹みる　　　　　　　　森　白象

牡丹の花一つづつ匂ひけり　　　　高浜年尾

雨上がりゆく牡丹の立ち直り　　　　稲畑汀子

今に咲きさうな牡丹に去り難し　　　　　古賀　照浩

白牡丹金に染りしところあり　　　　　　　　八木　春

境内の牡丹は今が満開です。
是非、ご来山ください。

丁字草
　花の形が　「丁」の字形に見えるところからの名前です。
　また、香辛料の「丁子」に似ているから。

今に咲きさうな牡丹に去り難し　　　　　　古賀　昭浩

４月８日はお釈迦様のお生まれになった目出度い日です。

大雄宝殿の花御堂には、お釈迦様の誕生仏をお祀りして、
甘茶をかけてお祝いします。

これは、お釈迦様がお生まれになったとき、天から九頭龍が現れて、
お釈迦様に産湯の聖水をかけたという伝説からです。

ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に　　　　　高浜虚子

ここに又ここた掃かざる落椿　　　　鈴木玉斗