花乃寺日誌
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瓢箪

秋の花~藤袴

2014年9月29日
秋の花~藤袴

花:秋明菊、藤袴、女郎花、すすき

花入れ:時代篭

瓢箪

2014年9月27日
菊

一輪の
   野菊のために晴れし空   三村純也
                   

瓢箪

曼珠沙華~彼岸花

2014年9月16日
曼珠沙華~彼岸花

秋彼岸もまもなくです。境内には彼岸花が咲き出しました。
中国原産。
別名リコリスはギリシャ神話の女神からの名。
マンジュシャゲはサンスクリットの音訳です。

彼岸花といえばもちろん紅い色ですが、長崎では画像のように珍しい白色があります。
数年前、車で40分ほど走った大瀬戸あたりに、真っ白な彼岸花が田圃沿いに群生していて、それが見事だったのを覚えています。

ところで、彼岸花には異名が多く、
死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと、それはとんでもない呼び名です。不吉であると忌み嫌われる地方もありますが、「天上の花」の意味で、おめでたい兆しとするところもあります。

瓢箪

夜顔

2014年9月14日
夜顔

熱帯アメリカ原産のヒルガオ科。
夕方に白い花を咲かせて、朝には凋んでしまいます。
アメリカでは多年草ですが、日本では春巻きの一年草。

夜顔を夕顔とよぶ人がいますが、かんぴょうのもとになる夕顔はまた別の種類です。

別名「夜会草」

瓢箪

岩菲(がんぴ)

2014年9月14日
 岩菲(がんぴ)

庭に見し
     岩菲の色も活けらるる      稲畑汀子

瓢箪

岩菲(がんぴ)

2014年9月10日
岩菲(がんぴ)

花:岩菲、矢筈かや、水引草、桜蓼,ビロード虎の尾

花入れ:虫かご

岩菲は、松本仙翁の仲間です。
その昔、禅の初祖達磨大師が、まぶたの肉を切り落として修行に励んだといわれています。その肉を捨てたところから、肉色した花がさくようになり、またまぶたのようにも見えるところから、この花をがんぴ(=眼皮)とよぶようになったのだそうです。

和紙の原料の雁皮とは全く違う種類です。

瓢箪

秋海棠

2014年9月7日
秋海棠

紅き茎
   継ぎ足して咲き秋海棠    勢力海平

瓢箪

秋海棠(しゅうかいどう)

2014年9月4日
秋海棠(しゅうかいどう)

秋海棠とは風情のある名です。
別名瓔珞草(ようらくそう) 中国原産
春に咲く海棠の花に似ているからという説もありますが、
中国名の「秋海棠」の音読みとのこと。

晩夏から初秋にかけて可愛らしいピンク色の花を咲かせます。
じっと下を向いたまま咲くので、女性のしおらしさにたとえられています。


秋海棠
  西瓜の色に咲きにけり   松尾芭蕉

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