花乃寺日誌
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瓢箪

女郎花

2020年8月28日
女郎花

ひよろひよろと
   猶露けしや女郎花 芭蕉 


境内では、お盆前から女郎花が咲いていました。
毎年、世話をするわけでもないのに芽を出し花を咲かせてくれます。

瓢箪

山ゴボウ

2020年8月21日
山ゴボウ

花:山牛蒡、高砂芙蓉、水引草

花入れ:籠鶴首

瓢箪

秋海棠(しゅうかいどう)

2020年8月17日
秋海棠(しゅうかいどう)

茶道のお稽古では、お床のお軸やお花も楽しみのひとつです。
住職の、今は亡き師匠は楚々としたまさに古風な方でしたが、お床に生ける花だけは堂々として、時には大胆にいけておられていて、
特に、この秋海棠は大ぶりの葉をたっぷりと生けてあり、いつも感心して拝見しておりました。

瓢箪

盆花

2020年8月13日
盆花

お盆にしか店頭にかおをださない盆花はだご(団子)花ともいいます。
自宅の精霊棚やお墓にはすべてのこの盆花です。
このように赤紫の丸い玉状の花で、正式名は千日紅(せんにちこう)。この花が人魂にみえるからお盆には供えるという説もあります。
この盆花とともに鬼灯を供えるのですが、今年はどの花屋にもありません。この暑さが原因のようです。
鬼灯は、帰ってくるお精霊さんの足元を照らす提灯を意味するのですが。

瓢箪

秋海棠(しゅうかいどう)

2020年8月11日
秋海棠(しゅうかいどう)

俳を談す
  秋海棠の夕哉   正岡子規

華:秋海棠、白鳥草


春に咲くバラ科の「海棠」の花に似ているところからの名前
別名に瓔珞草(ようらくそう)、相思草、断腸花などがある。

瓢箪

底紅木槿(そこべにむくげ)

2020年8月6日
底紅木槿(そこべにむくげ)

底紅木槿は、白い花の底に紅色があるのでこのように呼びますが、千利休の孫宗旦が好んだところから「宗旦木槿」とも呼ばれて夏の茶席では人気の花。
どんな花入れにも収まってくれるので、大変生けやすい花ですが、一日花で夕方にはしぼんでしまいますので、夜のお席にはむきません。

また、木槿は夏から秋まで次々と咲き続ける粘り強さから「無窮花(ムグンファ)」の名前がつけられて韓国の国民の花となっています。

瓢箪

手桶の花入れ

2020年8月2日
手桶の花入れ

利休居士のお教えは
夏は涼しきようにもてなすことと。

手桶を花入れにするのも、涼やかにみえる演出です。

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