文化財 (2/10)

瑠璃燈(本堂内) 市有形文化財

瑠璃燈

大雄宝殿の中央高く懸けてある瑠璃燈は、上海より運ばれ、堂内で組み立てられた。中国工匠による作で、巻蛇、人物などの彫刻は精緻を極め、清朝末の優れた工芸品の系譜に属する。日本に現存するこの種のものの中でも最大。灯籠の周囲に従来の紙や絹を使わず、ガラスを使っているのが当時の国際都市上海の西洋趣味をうかがわせる。形状は高さ2.18メートル、経1.31メートル。

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