
言葉のつれづれ
「桃のちから」
東明燕の満開だった花桃もそろそろ終わり.。
今は亡き先代住職は、花桃のころになると桃酒を仏壇にお供えしておりました。
桃酒といっても、日本酒に桃の花びらを浮かべただけのものでしたが、お供えした後皆ですこしずついただいて、健康を願うのです。
古来より、桃は邪気をはらうものとされてきました。桃の枝でこさえた矢を射って邪気を払う儀式を行ったり、桃の花をちらした水や酒を飲んで無病息災を願うなど。
もとは、3月3日が西王母の誕生日にあたるために、西王母の霊力をもって邪気を払う様々な行事がはじまったようです。
また、日本の神話にも、黄泉の国にいるイザナミを追っていったイザナギが、鬼に追いかけられたときに、桃の実を投げつけて鬼を退治した話しもあります。
黄檗宗寺院には、「桃戸」があります。扉に桃の花や実を描いたもので、 厄を祓うという意味です。
さて、本当に桃にそのようなちからがあるのかどうか。
◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/
東明燕の満開だった花桃もそろそろ終わり.。
今は亡き先代住職は、花桃のころになると桃酒を仏壇にお供えしておりました。
桃酒といっても、日本酒に桃の花びらを浮かべただけのものでしたが、お供えした後皆ですこしずついただいて、健康を願うのです。
古来より、桃は邪気をはらうものとされてきました。桃の枝でこさえた矢を射って邪気を払う儀式を行ったり、桃の花をちらした水や酒を飲んで無病息災を願うなど。
もとは、3月3日が西王母の誕生日にあたるために、西王母の霊力をもって邪気を払う様々な行事がはじまったようです。
また、日本の神話にも、黄泉の国にいるイザナミを追っていったイザナギが、鬼に追いかけられたときに、桃の実を投げつけて鬼を退治した話しもあります。
黄檗宗寺院には、「桃戸」があります。扉に桃の花や実を描いたもので、 厄を祓うという意味です。
さて、本当に桃にそのようなちからがあるのかどうか。
◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
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更新履歴
- 25/03/28 お知らせ
- 25/03/27 言葉のつれづれ
- 25/03/26 花乃寺日誌