大雄宝殿
言葉のつれづれ
「アメリカ花水木」
興福寺の境内ではアメリカ花水木が満開です。
鐘鼓楼前には白色が、東明燕の奥には紅い色が咲ています。
この時期、興福寺の普茶料理で活躍するお皿に、このアメリカ花水木の絵柄があります。
普茶では、白和えや酢の物、お野菜の葛ときの雲方(ウンペン)という料理をもりつけておだしします。
アメリカ花水木は、1912年に当時の東京市長が、日本との友好の印としてアメリカのワシントンDCへ桜の木を贈ったことへの返礼として1915年にアメリカから贈られたのです。
「花水木」と大変綺麗な名前ですが、、「水木」の木に似ていて、花が大変めだつこともあってそうよばれています。花は白や紅色があり、別名「アメリカ山法師」ともいうのも、その白い花が山法師の花に似ているためです。
ところが、英語では「dog wood」といい、まさにその名の通りに犬の下剤やノミ退治に木の皮を煎じてのませるのだとか。 日本名とは全く違って風情がありませんね。

ワシントンでは今でも毎年桜祭が行われていて、興福寺と親しい日系三世のサンディ・トシユキ嬢は、まだ若かりし頃「桜プリンセス」に選出されてお祭に参加されたと話しておいででした。


さて、上記の花水木模様のお皿の裏には
「occupied Japan」の文字があります。


*境内の牡丹もまだ見頃です。アメリカ花水木とともにお楽しみください。
今月、来月の行事
更新履歴
  • 17/04/27 今月の一品
  • 17/04/27 花乃寺日誌
  • 17/04/25 花乃寺日誌