大雄宝殿
言葉のつれづれ
「夏越しの大祓」
6月30日は夏越祓(なつごしのはらえ)の日。
長崎の氏神諏訪神社ではお祓いの儀式が行われます。
一年の半分の折り返しの月にあたって、この半年の罪や穢れを祓い、残りの半年の無病息災を祈るのです。

さて、この30日、京都では必ず食するのが「水無月」。
三角形の白いういろうの上に小豆をのせた和菓子で、三角は氷りを表し、小豆あんは悪魔払いを意味します。
昔、朝廷では、氷室(ひむろ)から取り出した氷を口にすると夏やせをしないといわれ、臣下にも配られたようです。
しかし、一般庶民には氷など手にはいることもないので、このお菓子ができたのだとか。
三角形の真っ白なういろうでかち割りの氷を表現したのですね。そういえば、京都の北山には氷室の地名が残っています。

なにはともあれ、今年の半分を無事に過ごせたことを感謝し、また夏の暑さをのりこえられるようにと水無月をいただきましょう。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
興福寺のyoutube
今月、来月の行事
更新履歴
  • 17/06/21 今月の一品
  • 17/06/20 花乃寺日誌
  • 17/06/20 言葉のつれづれ