大雄宝殿
言葉のつれづれ
「炉開きの椿」
11月は口切りの茶事、炉開きの茶事が開かれ、茶人にとっては嬉しい季節です。正月と同じくお祝いの季節だからです。
無病息災を願う亥の子餅をいただきお茶をいただく、何よりの楽しみです。
茶席の床には、秋草にかわり枝物の花が生けられます。その主役はやはり椿。
境内には、「初嵐」「鎮信」「白玉」そして「加茂本阿弥(かもほんなみ)」等の早咲きの椿が咲き出しました。いずれも白色で、お床に飾られた姿は炉開きに相応しい凛とした美しさです。
椿は、茶花としては開花したものは使わず蕾のままを生け込みます。そして椿の添えとして活躍するのは照り葉です。化粧柳や雪柳、瑞菜、柏葉紫陽花などの紅く染まった葉は椿とともに風情があります。

画像は、「加茂本阿弥椿(かもほんなみ)」
椿の中でも、群を抜く美しさ。別名「窓の月」。白椿の王様です。端正で重厚な花の姿と、濃緑の葉の美しさは何とも言えません。  


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今月、来月の行事
更新履歴
  • 17/11/17 花乃寺日誌
  • 17/11/17 言葉のつれづれ
  • 17/11/13 今月の一品