大雄宝殿
言葉のつれづれ
「中置きのお手前」
長崎では秋の大祭おくんちが終わると一挙に秋到来と感じさせます。朝夕は肌寒くなり、空の雲も秋色です。
この時期茶席では「中置きの点前」でお客様を迎えます。
だんだんと肌寒くなってくるので、手前座の左端にしつらえていた風炉釜を、少しでもお客様に近い方へと,手前座いわゆる畳の中央におきあわせるのです。
その風炉の左手に水差しを置くので、水差しは細長いものを用意します。
暑いときには涼やかに、寒いときには暖かくお客様をもてなす心を育むことを学ぶお茶の世界です。
そうするうちに来月は炉開きとなります。季節の移り変わりは早いものです。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/
今月、来月の行事
更新履歴
  • 25/10/30 今月の一品
  • 25/10/30 花乃寺日誌
  • 25/10/27 言葉のつれづれ