
東明包子~トンミンパウズ
2011年2月20日
節分豆
2011年2月8日
長崎の豆まきは、夜電気をけして、暗闇で蒔きます。もちろん「鬼は外、福は内」と頭首が言ってまきます。すると側の火鉢で母親などが「トーベラ」の枝を炭火でやいて、パチパチと音をさせながら「もっとも~、もっとも」と声をかけます。
豆まきが済むと、暗闇の中で自分の年だけを拾い集めて、それを半紙でつつみ、家族の分も火吹き竹にいれて栓をし、三叉路にめがけてその火吹きだけを投げ捨てます。そして後ろを振り向かず、一目散に家に駆け込みます。後ろを振り向くと鬼が追いかけて来るからです。
そして、その後に夕食は、「赤大根のなます」と「がっつ」の煮付けをいただきます。
でも、このように豆まきをしているおうちは、今はほとんどないのだと思います.
毎年、京都の五色豆をとりよせてお飾りしますが、今年は長崎のものでしつらえました。
京都産と違って、少々寂しい色合いです。
2011年2月の記事
東明包子~トンミンパウズ11/02/20
節分豆11/02/08
節分 なます11/02/05