興福寺のオリジナル御守りは水引で作られています。水引は遣隋使として中国に渡った小野妹子が、帰国の際に隋の国より日本の朝廷に贈られた贈り物にかけてあった麻の紐がはじまりと言われています。
これは帰途の航海安全の祈願と共に、真心こめた贈り物であることをあらわしたものと言われています。
<現代水引あーと>
<結ぶ>は 、しっかりとまとまったものにするという意味で、万葉の昔から糸や紐をゆわえたり結び目をつくって、大切な人と結ばれること、離れているものをつなぎとめることを願い、生命の安全や多幸を祈ってきました。
<水引>は飛鳥時代、遣唐使小野妹子に対する、答礼使斐世清が持参した贈り物に結ばれていたのが始まりで、その後宮中での慣例となり一般に広まったといわれています。伝統のある水引を、現代を生きる「水引アート」で表現しました。どうぞ、身近につけて幸せを呼び込んで下さい。