瓢箪言葉のつれづれ

「紫陽花まつりは?」

例年ですと、もう興福寺の紫陽花まつり「紫陽花季」を開催する時期ですが、今年は全く花つきが遅く、まだまだ固い蕾状態です。
ここ数日お電話でのお問い合わせが多いのですが、何日より開催とは言えずにおります。
ふりかえれば、十数年前の紫陽花季は、六月から七月初旬にかけて行っていました。年々開花が早くなっていたのです。
今日より山紫陽花の鉢を出して、準備をしてはいますが、御案内はもう少しお待ち頂きますようお願い致します。日程が決定しましたら、ここでお知らせいたします。

ところで、「紫陽花季」は「あじさいき」と読みます。もう随分前に新聞社より電話で「興福寺のシヨウカキ」についておたずねします、とのお問い合わせ。
電話口の寺のスタッフは「シヨウカキ? あ、消火器は専門の業者に 依頼しております」と返事。「いえ、消火器ではなく、シヨウカキ。そちらより案内の葉書を頂いたのですよっ! 〇〇日より開催と!」
「ああ、紫陽花季のことですね?」
と、まるで落語に出てくるような実話でございました。

尚、今月25日の「興福寺文化祭・茶市」は予定通りに開催いたしますので、是非お誘い合わせの上ご来山くださいませ。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

瓢箪お知らせ

興福寺文化祭~茶市 詳細>>

茶市のお知らせ
 ”隠元さん”で親しまれ、興福寺と深い縁のある黄檗宗祖隠元禅師が中国から長崎に渡られて今年で371年にあたります。
 隠元禅師の来日は、当時の日本仏教界に新風を吹き込むと同時に、日本の社会に書画、建築、工芸をはじめ、料理や食事法、煎茶など生活文化にも先進の思想や技術を伝え、その影響は現代に至っております。特に禅師が伝えた釜炒りの技法は瞬く間に日本全土に広がり、それまで上層階級に限られた茶の湯が、茶を楽しむ煎茶として定着していったのです。

 興福寺では、5月25日(日)「第16回興福寺文化祭・茶市」を開催いたしますのでご案内申し上げます。
 茶市では、普段非公開の隠元禅師のお軸を展示し、献茶式や講演なども催されます
 また、茶市のメインイベントとして東彼杵から運び込まれた摘みたての新茶を大釜で炒り、それを筵の上で手もみする実演と体験もできます。いまのお茶はほとんどが蒸し茶ですが、371年前当時の釜炒りのお茶の美味しさを是非味わって頂きたいと思います。
 また美味しい新茶の入れ方教室や東彼杵物産展等々と盛りだくさんです。
 観て、学んで、味わって心ゆたかな茶市にお招き致します。

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興福寺住職の本 詳細>>

興福寺住職が作法本を上梓

8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
 

「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文  
  
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
 電子書籍、Amazonでも発売中。

◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
 
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)

どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。

◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。

◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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