瓢箪言葉のつれづれ

「新米の届く日」

山形より今年の新米が届きました。
東京在住の檀家さんが山形まで出かけて行ってお米を作っておられるので、お願いして興福寺分を作って頂いただくようになってからもう十数年です。
届いたお米に感謝をして、三宝にのせてお供え。
そして精米して炊きあげて再びお供え致しました。
炊きあがったお米は真っ白で、なんともいえぬかぐわしい香りがして、おかずもいらぬほど美味しいものです。

興福寺でお出しする普茶料理では、最後に炊きたてのご飯と香の物をおだししますが、一番気を入れるのは精米したての米と水加減、それに炊きたてをおだしすることです。
しかし、お米を食する中国でも、ご馳走の最後にご飯とお新香がでる、ということはないようですね。
宮中では、今でも皇居の御田で作られた天皇陛下の初穂が、神嘗祭で奉納されるそうです。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

瓢箪お知らせ

文化庁「普茶料理調査報告」 詳細>>

「食文化の無形の文化財登録」を検索窓口に入力→

「令和5年度 食文化の無形の文化財登録などに向けた調査
(卓袱料理・普茶料理)」をクリック


普茶料理では
興福寺の他に、萬福寺塔頭法善院、銀杏案そして有馬温泉寺様などが紹介されています。
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興福寺住職の本 詳細>>

興福寺住職が作法本を上梓

8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
 

「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文  
  
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
 電子書籍、Amazonでも発売中。

◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
 
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)

どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。

◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。

◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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