長崎の諏訪神社の秋の大祭おくんちも済み、街はまたもとの静けさを取り戻しています。
そんな中、ちょっと変わったいでたちの男衆が街を走り回っています。
紋付き羽織に唐人パッチの格好で、大福帳を抱えています。おくんちの各踊り町の担当者が「花御礼」にまわっている光景です。
おくんちでは、奉納の当番となった踊り町や出演するお知り合いに御祝いの「御花」を差し上げます。
前もって、各踊り町の世話役が「呈上札」とよばれる名刺を差し上げ、いただいた方は「お花紙」というのし紙に名前を記入して渡します。そして御祝いのお祝儀であるお花はその場で渡さず、踊り町の町事務所に届けます。
くんち期間中に、このお花紙をもらった店や家をまわっての庭先回りをおこなうのです。これはもちろんそれぞれの商売繁盛や除厄・招福祈願を願ってのことです。
そして、くんちが終わると、紋付き羽織に長着のうしろをはしょって、下には唐人ぱっちといわれる所謂すててこをはいて、足袋に草履履きで、お花をいただいた「花御礼」の札を配ってまわるのです。お花をいただいた方々への御礼です。
この光景もなかなか風情があって、大変おもしろいのです。
◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ ◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/
~琵琶と声明とフルート~
上田純子+ウィル・オッフェルマンズ
デュオコンサート
10月25日(金) 18時30分
興福寺ではおなじみの御夫妻のコンサート
薩摩琵琶とフルート
そして黄檗宗の声明とのコラボレーション
◎チケット 4000円(当日4500円)
コンサート前日までに興福寺にてお買い求め下さい
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興福寺住職が作法本を上梓
8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
電子書籍、Amazonでも発売中。
◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)
どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。
◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。
◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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