言葉のつれづれ
ホーム » 言葉のつれづれ
瓢箪

赤穂義士討ち入り

2019年12月11日

12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日。
元禄15(1703)年、赤穂藩主浅野内匠頭の家臣達が吉良上野介邸宅に討ち入って、主君の仇をうったという話は歌舞伎や映画、テレビドラマなどで知られている話です。
実は長崎でおこった事件を赤穂浪士たちはモデルにして、本懐をとげたといわれていますが、さてその真偽は如何に。
その長崎での事件は「深堀事件」とか「深堀騒動」といわれていて、事件が起こったのは、浅野内匠頭が江戸城で刃傷をおこした元禄13年とおなじ年。
この深堀義士のお墓は、長崎は深堀の菩提寺という寺にあります。

ところで、討ち入りの日、一斉に吉良邸に討ち入るときに、大石内蔵助が合図に叩いたのは山鹿流の陣太鼓。
実は、これは黄檗宗の消灯の合図に叩く大太鼓のリズムを聴いた山鹿流の家元が、これはおもしろいと、自分の流派に取り込んだのが、山我流の七五三の流れ太鼓だといわれています。しかし、これはドラマの中での作り事といわれていて、実際には山鹿流の陣太鼓はないのだとか、さて、これも如何に。

さらに、忠臣蔵のドラマではいつも悪役となる吉良側の柳沢吉保公は、実は隠元禅師に帰依されていて、奈良に永慶寺というお寺を建立されています。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

瓢箪

成道会(じょうどうえ)

2019年12月6日

12月8日は成道日。全国の仏教寺院では大きなご法要が開かれます。
お釈迦様が若くして修行の旅に出られ、大きな菩提樹の木の下で、明けの明星をご覧になってお悟りを開かれたのが12月8日です。
そこで、ご法要を行い、お釈迦様がお悟りを開かれるまでの過程をしのび、私達が仏道修行に励む決意を新たにするのです。このご法要が成道会です。
禅宗寺院の修行道場では、一年で一番厳しい、寝ずの修行の「朧八接心(ろうはつせっしん)」が12月1日から8日の早朝まで行われ、接心を済ませて成道会の法要が行われます。
十二月を朧月というのもこうした意味からです。

中国での成道日では、春節を迎える準備をこの日から始める目出度い日です。
お釈迦様が五穀米のお粥をいただいて悟りを開かれたという伝説に基づいて、この日に五穀米の入ったお粥をいただき、五穀豊穣を祈るのです。また地方によっては八種類の雑穀がはいった朧八粥をいただくところもあります。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

2019年12月の記事
過去の記事