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瓢箪

口切りの茶事

2019年11月4日

11月の声をきくと、つい先日までの暖かさがうそのように、吹く風も冷気がまじり、日の長さも短くなって来ました。
立冬は11月初旬。霜月の意味は草むらに霜がおりはじめる月だから。
この時期、お茶では、茶の正月を祝う口切りの茶事が行われます。
5月、その年の新茶を摘み、茶壺に詰めて封をします。摘んだお茶をすぐにいただくのではなく、適当な期間ねかせておいて、味が落ち着いたものを味わうためです。
11月、茶道のそれぞれのお家元では、招いたお客様に茶壺の封を切り、臼でひいた茶をたてて差し上げる茶事が催されます。
興福寺では11月1日、新しく缶を開けてお茶を点て、仏様にお供えして皆でいただきます。この時期ならではのお茶を楽しむことができることの幸せを感謝します。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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