言葉のつれづれ
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瓢箪

炉の花~椿

2020年11月16日

11月、炉を開いて冬仕度をした茶席では、秋草にかわって枝ものの花をしつらえます。ここで活躍するのは椿。
椿の中で、一番早く花を咲かせるのは白色の「初嵐」です。すこしばかり先がとがったようなつぼみは、まだ堅く早咲きの風情を感じさせます。
聞くところによると裏千家では、炉開きの茶事で生ける椿を、一日かけてお家元が椿園で選ばれるのだそうです。
たった一日だけの茶会の花を、それもたった一枝の椿を、その咲きかげんや枝振りを選ばれている家元の姿を想像すると、身が引き締まる想いです。
寒いときには暖かく、暑いときには涼やかにお客様をおむかえるする心の持ち方を学ぶのが茶の道です。


◎向井万里子嬢の紫陽花季展は、すでに終了していますが、下記のHPでまだご覧になることができます。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/  

瓢箪

白露の

2020年11月9日

白露の 己が姿をそのままに 紅葉に置けば 紅の玉
室町時代の一休禅師のうたで、
「白露はありのままの自分でいながら、紅葉の上では紅の露になる」 と云う意味です。
草木をぬらす朝露は、水晶玉のように透き通っていていますが、紅く色づいた葉の上では紅色に輝きます。しかし、露本来の姿は少しも変っていません。
ものの本当のありようを見失ってはいけない。ありのままを受けとれる自分になることが大切だという意味です。


◎向井万里子嬢の紫陽花季展は、すでに終了していますが、下記のHPでまだご覧になることができます。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

瓢箪

口切り

2020年11月1日

11月となるとつい先日までの暖かさがうそのように、吹く風も冷気がまじり、日の長さも短くなって来ました。
立冬は11月初旬。霜月の意味は草むらに霜がおりはじめる月だから。
この時期、お茶では、茶の正月を祝う口切りの茶事が行われます。
5月、その年の新茶を摘み、茶壺に詰めて封をします。摘んだお茶をすぐにいただくのではなく、適当な期間ねかせておいて、味が落ち着いたものを味わうためです。
11月、茶道のそれぞれのお家元では、招いたお客様に茶壺の封を切り、臼でひいた茶をたてて差し上げる茶事が催されます。
興福寺では11月1日、新しく缶を開けてお茶を点て、仏様にお供えして皆でいただきます。この時期ならではのお茶を楽しむことができることの幸せを感謝します。


◎向井万里子嬢の紫陽花季展は、すでに終了していますが、下記のHPでまだご覧になることができます。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
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