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水芋(蓮芋=はすいも)
水芋のおひたし 長崎では水芋を蓮芋とも呼びますが、本来は別ものです。 水芋はわき水の付近で、茎を生食用として栽培された里芋の茎です。 あおい周りの皮をむいてゆでるとご覧のように大変綺麗な翡翠色になります。酢の物や胡麻和え、また吸い物やみそ汁にいれたり、また生でも美味しくいただけます。 切り口が蓮根(ハス)のように穴が開いているところから蓮芋とも呼ばれています。 檀家さん手作りの紫玉葱は、人参や胡瓜と一緒に梅酢につけて かりかりといただきます。
夕涼み
今日のお菓子は寿福製「夕涼み」 うちわの扇面のかたちの寒天に、小豆と栗がはいった、ほんとに涼やかなお菓子。 お茶をいただいたあとのお茶碗も楽しみのひとつ。 青紅葉の平茶碗と思いきや、お茶をいただいてみるとあとにはめだかが数匹かくれていました。
送りだご
お盆の15日にお供えするのは「送りだご」 迎えだごはお砂糖をまぶしますが、送りだごは小豆であえます。
迎えだご
お盆の14日はお精霊さんが帰って来られる日 長崎では「迎えだご」を供えます。 白玉を細長くして右手の人差し指と中指二本でぎゅっと押します。 すると白玉に二本の指のかたちがついて、これが「人」という文字になります。 帰ってこられるご先祖の数だけ沢山作って供えます。 お味はお砂糖をまぶすだけ。 15日は「送りだご」で、同じ白玉を小豆であえます。
盆菓子
長崎のお盆は、やはり他とは随分違うようです。 お供えは、盆菓子や盆花をお供えします。茄子やキュウリで動物を作って供えることはしません。精霊棚に菰(こも)とよばれる敷物を敷き、その上に果物やお野菜などを供えます。 盆菓子は、蓮の花やキュウリ、西瓜などをかたどった細工菓子です。 片栗や山芋、砂糖などでつくるもので、彩りも大変鮮やかです。 それぞれのお菓子には意味があり、西瓜はお精霊さんに差し上げる水筒、蓮は雨が降ったときの笠を意味します。 これらのお供えは、15日に敷物にしていた菰に包んで、精霊さんにお土産としてもたせるのです。
玉蜀黍ご飯
暑い夏のお昼はおにぎりでさっぱりと。 梅肉と紫蘇、たっぷりの胡麻のおにぎりと 玉蜀黍ご飯のおにぎりです。 玉蜀黍は、ご飯を炊くときに実をいれるだけ。甘みがあって、また彩りもきれいなので、食欲をそそります。 瓜や胡瓜、人参のぬか漬け、 モロヘイヤをたたいて、うす~いお出汁で、 胡瓜と茗荷の酢のものといただきます。
15/08/26
15/08/18
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