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蓮芋~はすいも
長崎では蓮芋あるいは水芋といいますが、里芋と同じサトイモ科です。 里芋は根の部分を食べますが、はす芋は根は食べられずズイキのみを食用とするために栽培されています。 生のまま千切りにして刺身のつまに添えたり、みそ汁の具にしたり、あるいはこうして茹でて酢の物や和え物にします。
名残の水菓子
暦ではすでに秋といいながら、まだまだ残暑厳しい毎日です。 興福寺でのお茶は、今月いっぱいまだ冷たい抹茶と水菓子です。 しかし、庫裡の縁側でお茶をいただていると、風鈴が涼やかな音を響かせますが、その音もなんとなく寂しげで、秋の訪れを感じさせます。
はす芋(水芋)
長崎では蓮芋(はすいも)とか水芋(みずいも)とよばれています。 里芋と同じサトイモ科サトイモ属の植物で、里芋は根の部分を食べますが、はす芋は根は食べず、葉柄部分いわゆるズイキのみを食用とするために栽培されています。 お刺身のつまにそえたり、さっと湯がいて胡麻和えや酢の物にしたり、あるいはお煮〆やみそ汁にいれたりしていただきます。 しゃきしゃきとした食感がうまみです。
送りだご
お盆の15日には送りだごを供えます。 迎えだごと同じように白玉を作り、小豆餡とまぜてできあがりです。
迎えだご
お盆の長崎ならではの風習が「迎えだご」と「送りだご」です。 迎えだごは、その名の通りにお盆にご先祖をお迎えするときに供える、白玉粉でつくる団子です。 丸くこねた団子の上から、人指し指と中指二本でぐっと押すと二本の指のかたちが「人」という文字になります。 これをゆでて器に盛ると、沢山のご先祖を意味します。 迎えだごはお砂糖をまぶし、送りだごは小豆餡になります。
トマト
今年も、夏定番の一品。 トマトを冷たく、つめたく冷やしていただきます。 1)砂糖もしくははちみつ、水と日本酒(白ワインでも)をいれて沸騰させ、さまします。 2)湯むきしたトマトを1)にいれて、冷たく冷やせばOKです。 いただくときに、ホワイトペッパーをほんの少しふって。 前菜として、また甘みを強くしてデザートとしても美味しくいただけます。
冷伴(ろんぱん)~オクラ
夏人気のおくら。 生でもよし、茹でてドレッシングでもよし、南瓜や茄子とともに炊き合わせにもよしです。 ・オクラを茹でるか、プライパンでから煎り。 ・おろし生姜、濃い口醤油、砂糖、胡麻油もしくは オリーブオイルをよく混ぜ合わせてオクラをつける ・冷蔵庫でよく冷やして ・頂くときにすり胡麻、ブラックペッパーをかけて
水菓子~「簾」
今週のお菓子は「簾」 興福寺の庫裡座敷は、夏になると御簾戸や簾をかけます。 簾自体は、そのままで涼しくはありませんが、わずかな風で簾がゆれる様をみて、風を感じるのです。
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