やっとインゲン豆が出来ました。収穫には今しばらく。

十数年前、隠元禅師の隠居所の修復を行った際に見つかったインゲン豆。これは３５０年以上も前に禅師が中国から持参されたものでは、と。
そして豆を植えてみるとなんと実がなったのです。
その子孫がこの画像の豆です。

見た目も涼やかな今週の「夏木立」
緑の餡をうっすらと葛がくるんで、つるりと入っていきそうなお菓子です。
瓢のお茶碗と、お盆には露打ちをしています

夏はすずしきように、と冷茶も美味しいものです。
茶農家の方から、畑ではお水でお茶をいれる、これが美味いんです、と教えてくださってからは、お客様にはお煎茶を水でいれてお出ししております。
今日のお菓子は、寿福さんの「琥珀羹」

今日は本当に地獄のような暑さでしたので、おやつはアイスクリームに
アメリカンチェリーのシロップ煮をかけていただきました

檀家さんから拝受のアメリカンチェリー約２キロ。
せっせとシロップ煮にいたしました。
お砂糖とレモン汁、最後にグランマニエをたっぷりと。

今日は兎に角暑かったので、芝刈りに来ていた庭師さんのおやつに、アイスにかけてお出ししました。
絹ごし豆腐にたっぷりとかけていただくと、またこれ美味です。

夏野菜がでまわると、無性に作りたくなるのが柴漬けです。
胡瓜、茗荷、紫蘇、茄子、生姜を塩漬けしてから梅酢につけます。
あまり甘くしないので、砂糖はほんのわずか、もしくはなしで。
２～３日で、待ちきれず食卓にのぼります。

淡雪羹に小さな色とりどりの寒天をちりばめたお菓子。
見事な寿福さんの天の川です。