興福寺の紫陽花もそろそろ終盤です。
今週の「紫陽花」はいつもより赤みの濃いもので、お終いをつげる「紅」のようです。

長崎の名舗寿福さん考案の新紫陽花
定番とはまた違った風情で、まるで雨の中に咲く紫陽花のようです。

長崎の名舗樹福製の「紫陽花」
これは、茶席では定番の紫陽花です。
とろりとした白餡をつぶつぶの寒天で包んだまさに紫陽花そのものです。

お茶碗は京都檜垣青子女史の桂窯です。蛍が飛んだ涼しげな平茶碗です。

京都の檜垣青子女史の桂窯のお茶碗。
黒に淡い色の紫陽花模様が。

紫陽花季の期間中のお抹茶のお菓子は二種類の「紫陽花」で、長崎の名補寿福製です。
同じお菓子でもお茶碗でまたがらりと風情が変わります。

紫陽花と青もみじのお茶碗です。