長崎では
白和えをおよごしといいます

本日は　
無花果と人形芋のおよごし

長崎くんちにかかせないのがくんちなます
紅白のおなますに、石榴の実がはいっただけのものですが、
これを「いただかないとくんちには！」と長崎人は言います

画像は、おくんちの日の祝い膳です
くんちなますと柚餅子です

長崎の氏神諏訪神社の秋の大祭おくんち

扇子は、新大工町の花お礼に以前いただいたもの

お茶碗は
龍踊りの模様で、奈良の赤肌焼きです

冬瓜と冷凍豆腐の煮物
あっさりと薄味で仕上げました。　針生姜を添えて

長崎では、水芋とか蓮芋といいます。
薄側をはいで、サクサクと切って、塩もみにしたり、さっとゆがいて和え物に。
そのまま生のままで、お刺身などのつけあわせにしていただきます。

諫早の性空寺様の秋の彼岸は、この水芋のスライスに、絹ごし豆腐のお吸い物が名物です。
もう随分前に亡くなられた聖福寺の先々代のご住職は、「これこれ、これさ、これが美味しかとばい(美味しいのだよ)」と目を細めて召し上がっておられました。