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瓢箪

補施(ポーゼ)

2017年9月19日

崇福寺での中国盆「普度勝会」も18日で終了。
三日間、朝から4回の読経があり、全国から参集した福建省出身の檀家さんたちと先祖供養を行いました。
最終日の夜は、お金を意味する金山銀山を燃やして、賑やかにお盆も終わりました。

そして最終日から二日目所謂お盆の五日目は補施(ポーゼ)という法要が行われます。
これは、ご先祖の中には高齢者や傷害を持った人もいて、お盆には到着が間に合わないので、二日遅れでご法要をするのです

この中国盆が終わると、長崎では「今年の夏も終わり」と感じるのです


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
興福寺のyoutube

瓢箪

普度勝会ー中国盆

2017年9月16日

9月16日~18日まで、崇福寺で中国盆の普度勝会が行われています。
中国の旧暦7月26日からの三日間。毎年暦が変わるので、今年は9月16日からになります。

崇福寺の境内には、戻ってきた先祖がこの世で過ごすホテルや映画館、レストラン、球技場、床屋などのミニチュアが飾られていて、参拝者が中国線香をたむけています。
また本堂や開山堂などの諸堂には果物や野菜、乾物など沢山のごちそうもお供えされています。
毎日僧侶達の読経が行われますが、賑やかなのは最終日で、午後7時からお施餓鬼供養が行われ、最後には供えていた金山銀山を燃やして先祖があの世に戻ってもお金に困らないようにと願いながら、先祖を見送ります。

中国盆が終わると、長崎は一挙に秋到来です。


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瓢箪

重陽

2017年9月10日

9月9日は重陽の節句。

古来、菊の花に着せ綿をして、その綿にかかった朝露をしぼって飲むと不良長寿がかなったという故事にちなんでの催事です。
菊花を酒にいれた「菊酒」を飲みながら、菊の花を愛で、菊の歌を詠み楽しんだそうです。
今の時代では、この9月に菊を愛でるにはまだはやいですが、今宵は菊花と冬瓜の和え物や菊酒で一夜を楽しんでみましょう


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夜顔咲く

2017年9月5日

境内の夜顔が咲き出しました。

夜顔は熱帯アメリカ原産のヒルガオ科。
夕方に白い花を咲かせて、朝には凋んでしまいます。
アメリカでは多年草ですが、日本では春巻きの一年草。

夜顔を夕顔とよぶ人がいますが、かんぴょうのもとになる夕顔はまた別の種類です。
別名「夜会草」

夕貌やかぞへどまりに星ひとつ 大島蓼太


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蓮の実とぶ

2017年9月1日

9月、草むらに虫集く頃となり朝の風は随分心地よくなってきました。

興福寺東明燕の黄檗池では無数の秋茜が飛んでいて、睡蓮や蓮の花托にとまったりしています。
蓮は地球上もっとも古い植物といわれていて、1億4000年もの昔から花を咲かせているのだとか。
日本の古いわらべ歌の「ひ~いらいたひいらいた、れんげの花がひ~いらいた」は、れんげ草ではなく蓮の花のことを歌ったものです。
蓮の花が咲き終わると、花托(かたく)となり、それが水分が飛んで、乾燥し焦げ茶色の実托(かたく)となります。この実托が、蜂の巣のようなので「はちす」から「はす」という名がついたのです。

この時期には、蓮の茶色の実托と枯れた葉を花生けとするのも風情があります。


煙草の煙吹きかけて蓮の実飛ぶ  高浜虚子


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