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瓢箪

興福寺年末年始催事案内

2018年12月27日

今年も余日少なくなりました。皆々様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

東明山興福寺の年末年始催事の案内です。

<12月31日 「除夜釜(じょやがま)」>
お抹茶と真っ白なお汁粉  無料  23時頃~1時頃
行く年を惜しみ、今年の干支・陰陽に関するお飾りを篝火に納め、風頭山に木霊する他山の鐘を聞きながら新年の来臨を祝福し、お世話になったみなさまに感謝をこめ、一服差し上げたくお気軽にご来山くださいますようご案内いたします。
山門は元旦まで開いています。
なお、興福寺の梵鐘は、第二次大戦に出征、未帰還であります。

<元旦~8日「新春花あそび」>
お呈茶(お抹茶と主菓子)1000円 
境内を正月花で「寿ぎ」を生けて楽しみます。縁起物の松や竹、赤い実ものの千両や万両、水仙などを飾ります。また柳の小枝に沢山の紅白の餅を飾る「餅花」は豊作を願っての習慣。しだれる餅花はたわわに実る稲穂の意味です。

<7日 「七草」>
9時半 お話と法要
10時~13時 七草粥(無料200名)
初春の七菜をいただいて若返ると趣した粥も、雪国など地方によって様々です。
興福寺では毎年、唐寺の趣向を凝らした創作粥をお出しして、みなさまの無病息災を祈ります。

<11日 「鏡開き」>
9時半 お話と法要
10時~13時 善哉(無料200名)
本堂や媽祖堂などにお供えしたお餅を砕いて炭火で焼き、黒砂糖とハワイの岩塩で味付けした「善哉」に加え、みなさまにお福分けします。
是非、お誘い合わせのうえご来山ください。

*2月3日の節分会に、豆まきをしていただく「年男・年女、厄年回りの方」募集中。(申込み寺務所へ 1/15〆切)



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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kf 年末年始催事予定

2018年12月27日

年末年始催事予定 12月31日「除夜釜」 午後11時頃より1時頃まで 興福寺の鐘は、第二次世界大戦に出征中、まだ未帰還です。 お抹茶と真っ白なお汁粉をどうぞ(200名様無料) 2019年年始催事 元旦~8日「新春花あそび」 境内を正月花でいっぱいにして「寿ぎ」を楽しみます お呈茶(抹茶) 1000円 7日「七草」  9時半:お話於本堂 10時~13時七草粥(200名様無料) 11日「鏡開き」 9時半:お話 10時~13時”善哉”(200名様無料) *2月3日の節分会(せつぶんえ)の豆まき式で、 豆をまいて頂く年男・ 年女・厄年回りの方募集中 詳細・申し込みは寺務所まで(申し込み締め切り1/15) 

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柚餅子

2018年12月24日

まだかまだかと待っていた柚が届いたので早速柚餅子を作りました。今年は例年になく傷一つなく綺麗な柚です。
柚餅子は、源平の時代に生まれた保存食で、時代とともにお菓子として変化したもののようです。全国各地でみかけますが、それぞれの形や味そして製造方法も違います。
興福寺では、まずは柚の中をくり抜き、赤みそ、島原味噌と胡桃を混ぜた餡を詰めて約30分ほど蒸します。それを晒しで包んで軒先の雨があたらないところに干して、約3ヶ月。薄く切っていただきますが、精進料理ではくじらもどきというところでしょうか



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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冬至

2018年12月22日

冬至に柚湯にはいるのはなぜ?
語呂合わせという説もあるようです。即ち柚(ゆず)=「融通」がきく、冬至(とうじ)=「湯治」。だから柚子湯に入るといわれています。しかし、もともとは運を呼びこむ前に厄払いのために禊(みそぎ)を行うことと考えられていました。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りで邪気を祓うと考えられたようですし、また柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められてのことだったとか。
なにはともあれ、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したりしますから、寒い冬にはぴったりの習慣です。


興福寺年末年始の催事案内はホームページのお知らせをご覧下さい




◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
興福寺のyoutube
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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障子貼り

2018年12月16日

このところ寒さが厳しい日が続きます。
興福寺ではスタッフ一同勢揃いして障子貼りを行っています。
本堂と諸堂は土間式なので障子で仕切ることはありません。庫裡と呼ばれる僧侶の住まい分を32枚新しく貼り替えます。
ただ、建具が大変古いので、ゆがんでいたり、桟が数本なかったりという状態のものに貼るのですから、それは四苦八苦しなければいけません。
それでも毎年の繰り返しですから、ここ数年は皆なれてきて、ほぼ一日で作業を済ませるようになりました。スタッフに感謝です。
さて、新年の準備が一つずつ整っていきます。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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赤穂義士討ち入り

2018年12月9日

12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日。
元禄15(1703)年、赤穂藩主浅野内匠頭の家臣達が吉良上野介邸宅に討ち入って、主君の仇をうったという話は歌舞伎や映画、テレビドラマなどで知られている話です。
実は長崎でおこった事件を赤穂浪士たちはモデルにして、本懐をとげたといわれていますが、さてその真偽は如何に。
この長崎での事件は「深堀事件」とか「深堀騒動」といわれていて、事件が起こったのは、浅野内匠頭が江戸城で刃傷をおこした元禄13年とおなじ年。
この深堀義士のお墓は、長崎は深堀の菩提寺という寺にあります。

ところで、討ち入りの日、一斉に吉良邸に討ち入るときに、大石内蔵助が合図に叩いたのは山鹿流の陣太鼓。
実は、これは黄檗宗の消灯の合図に叩く大太鼓のリズムを聴いた山鹿流の家元が、これはおもしろいと、自分の流派に取り込んだのが、山我流の七五三の流れ太鼓だと云われています。しかし、これはドラマの中での作り事といわれていて、実際には山鹿流の陣太鼓はないのだとか、さて、これも如何に。

さらに、忠臣蔵のドラマではいつも悪役となる吉良側の柳沢吉保公は、実は隠元禅師に帰依されていて、奈良に永慶寺というお寺を建立されています。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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成道日(じょうどうび)

2018年12月5日

12月8日は成道日。
全国の仏教寺院では大きなご法要が開かれます。
お釈迦様が若くして修行の旅に出られ、大きな菩提樹の木の下で、明けの明星をご覧になってお悟りを開かれたのが12月8日。
そこで、ご法要を行い、お釈迦様がお悟りを開かれるまでの過程をしのび、私達が仏道修行に励む決意を新たにするのです。このご法要が成道会(じょうどうえ)です。
禅宗寺院の修行道場では、一年で一番厳しい、寝ずの修行の「朧八接心(ろうはつせっしん)」が12月1日から8日の早朝まで行われ、接心を済ませて成道会の法要が行われます。
十二月を朧月というのもこうした意味からです。
中国での成道日では、春節を迎える準備をこの日から始める目出度い日です。
お釈迦様が五穀米のお粥をいただいて悟りを開かれたという伝説に基づいて、この日に五穀米の入ったお粥をいただき、五穀豊穣を祈るのです。また地方によっては八種類の雑穀がはいった朧八粥をいただくところもあります.



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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托鉢

2018年12月1日

12月3日(火)長崎市仏教連合会主催の年末助け合い義捐の托鉢が行われます。
午前は稲佐地区を、午後は中央地区にわかれて、ご寺院のご住職や檀家さん方、長崎釈尊鑽仰会の会員の方々などが参集されますが、是非皆様もご参加ください。
対岸地区
出発:午前9時30分真生寺(入船町)~飽の浦交番~旭町商店街~稲佐小学校~教専寺(弁天町)

中央地区
出発:
A)コース
13時30分光雲寺(出来大工町)~新大工町商店街~中通り~中央公園~
新地中華街~浜町アーケード~寺町通り~興福寺
B)コース
13時30分本蓮寺(筑後町)~JR長崎駅~夢彩都~新地中華街~
浜の町アーケード( A)コースと合流)~寺町~興福寺
どうぞご協力有宜しくお願いします。

義捐金は全て長崎市へ寄贈します。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 興福寺のyoutube

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