言葉のつれづれ
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瓢箪

アメリカ花水木

2019年4月24日

興福寺でおだしする普茶料理では、この時期「アメリカ花水木」の器が活躍します。
画像の絵柄のものに、「雲方(うんぺん)」という野菜の葛ときや、お漬け物、食後の果物を盛ってお出しします。

ところで、このお皿の裏には 「occupied Japan」の文字があります。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

瓢箪

アメリカ花水木

2019年4月15日

興福寺の境内ではアメリカ花水木が満開です。
鐘鼓楼前には白色が、池の奥には紅い色が咲ています。

アメリカ花水木は、1912年に当時の東京市長が、日本との友好の印としてアメリカのワシントンDCへ桜の木を贈ったことへの返礼として1915年にアメリカから贈られたのです。
「花水木」と綺麗な名前ですが、「水木」の木に似ていて、花が大変めだつこともあってそうよばれています。花は白や紅色があり、別名「アメリカ山法師」ともいうのも、その白い花が山法師の花に似ているためです。
ところが、英語では「dog wood」といい、まさにその名の通りに犬の下剤やノミ退治に木の皮を煎じてのませるのだとか。 日本名とは全く違って風情がありませんね。
ワシントンでは今でも毎年桜祭が行われていて、興福寺と親しい日系三世のサンディ・トシユキ嬢は、まだ若かりし頃「桜プリンセス」に選出されてお祭に参加されたと話しておいででした。

こうした歴史から興福寺では、「花水木」をわざわざ「アメリカ花水木」とよんでいるのです。
*境内の牡丹もまだ見頃です。アメリカ花水木とともにお楽しみください。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

瓢箪

興福寺文化祭・茶市

2019年4月8日

~隠元禅師東渡366年記念~
長崎に煎茶文化を伝えた隠元禅師をたたえて
第12回興福寺文化祭・茶市
日 時:4月14日(日)10時~15時
場 所:東明山興福寺 入山料 300円 

◎献茶式:10時
お手前 聖福寺住職田谷昌弘師
◎お 話:11時 興福寺住職松尾法道

◎手炒り釜炒り茶実演・体験 10時~15時  長崎県東彼杵町から運び込んだ摘立ての生茶で、釜炒りや手もみの体験 ◎普段非公開の隠元さんのかけ軸を特別展示
長崎市文化財の隠元さんの三幅対のお軸
◎東彼杵町物産展;新茶 苺羊羹 鯨肉 味噌等
◎東彼杵日本茶インストラクターによる
美味しい新茶の入れ方教室:11時~15時 

観て、学んで、味わって楽しい一日をどうぞ
主催 東明山興福寺
共催 東彼杵町役場,そのぎ茶振興協議会,・東彼杵手炒り釜炒り茶保存会

境内の満開の牡丹もお楽しみに


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

瓢箪

花まつり~釈尊降誕会(しゃくそんこうたんえ)

2019年4月4日

4月8日はお釈迦様がお生まれになったよき日です。
全国の仏教寺院では誕生を御祝いする法要が行われます。
興福寺でも、本堂に花御堂をしつらえてお釈迦様の誕生仏をお供えし、甘茶をそそいで御祝いをします。

お釈迦様は、インドのシャカ族の皇子としてうまれました。お母様の摩耶夫人(まやぶにん)がご出産の為に自国へ戻る旅の途中、ルンビニーの花園で休息をなさったときに、お釈迦様がお生まれになりました。
天の竜王は大変喜んで、甘い清らかな雨を降らせ、それでお釈迦様は産湯を使ったという伝説があります。甘茶を注ぐのはこの甘露の法雨であり、ルンビニーの花園が花御堂(はなみどう)であります。
4月8日、花御堂を飾り、誕生仏に甘茶をそそいでお釈迦さまの御誕生を祝福すると共に、私達がこの世に生を受けた喜び、いのちの尊さを改めて自覚することが、お釈迦さまのご誕生のご縁にめぐりあった喜びであります。


<興福寺花まつり>
4月8日(月)
◎灌仏(かんぶつ):10時~16時 於興福寺本堂
お釈迦様の 誕生仏に甘茶をかけて御祝いしましょう
*容器をご持参下さい。甘茶をおわけします。
◎お呈茶(ていちゃ):10時~15時
*お祝いのお菓子とお抹茶(無料)
どうぞお誘い合わせのうえご参拝ください。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

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