言葉のつれづれ
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瓢箪

秋彼岸

2020年9月18日

秋のお彼岸は19日から。
お彼岸は、お盆と同じように私たち日本人のくらしの中に深くしみこんでいる懐かしい年中行事の一つです。
それだけに、形だけに終わらせず、心から亡き人への冥福を祈ると共に、自らを省て、ご先祖への感謝と報恩の日々を送りたいものです。

お彼岸ではお墓参りも大事な行事の一つ。
案外墓参の心得をご存じのない方も多いのでは。
墓参の折り、先ずは、本堂のご本尊様にお参りをされてから各自のお墓にお参りなさいますよう。
長崎には墓檀家という習慣があり、「旦那寺と墓所の寺とは別」とお考えの方もおられましょうが、何よりもご先祖の墓所を御守り下さるのは当山のご本尊様です。
どうぞ、ご年配の方は率先して、長崎の善き伝統である墓参の作法を若いご家族にお伝え下さいますよう節に希望しております.


◎向井万里子氏のweb写真展は9月14日で終了していますが、別記のHPでまだご覧になることができます。興福寺主催の「紫陽花季」に通い始めて5年になる向井女史が撮り続けてくださった紫陽花の美しい画像を是非ご覧ください。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

瓢箪

蓮の実とぶ

2020年9月11日

草むらに虫集く頃となり、朝の風は随分心地よくなってきました。
興福寺境内の黄檗池では無数の秋茜が飛んでいて、睡蓮や蓮の花托にとまったりしています。
蓮は地球上もっとも古い植物といわれていて、1億4000年もの昔から花を咲かせているのだとか。
日本の古いわらべ歌の「ひ~いらいたひいらいた、れんげの花がひ~いらいた」は、れんげ草ではなく蓮の花のことを歌ったものです。
蓮の花が咲き終わると、花托(かたく)となり、それが水分が飛んで、乾燥し焦げ茶色の実托(かたく)となります。この実托が、蜂の巣のようなので「はちす」から「はす」という名がついたのです。
この時期には、蓮の茶色の実托と枯れた葉を花生けとするのも風情があります。

蓮の実のはじけ飛んだる空の色 満田玲子



◎向井万里子氏の「興福寺の紫陽花季」写真展は今月14日までの開催でしたが、まだ別記のHPでご覧になれるようです。
長崎へ超してこられて5年の向井様の、興福寺が毎年開催する紫陽花季を撮り続けてられた写真の数々がご覧になれます。是非どうぞ



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

瓢箪

重陽の節句

2020年9月7日

9月9日は重陽の節句。
この日は、菊を生けて愛でたり、菊花をうかべたお酒をいただいたりして 不老長寿を願いました。
また前夜の8日には菊の花に綿をかぶせ、翌朝、朝露を含んだ綿で身体を清めてやはり健康を願ったのです。
というのも、古代中国では、9と言う数字は奇数の陽の数字で、数字が大きいほど陽の気が大きくなる、それも9月9日と、二つも9が重なるので大変不吉な日と言われていました。
そのため、古来から頭痛や眼病に効能があり、寿命を延ばすといわれていた菊を重陽の日にはいただくようになったのだそうです。
日本では、お刺身に菊の花がそえられていますが、これは単に飾りではなく、菊花には殺菌作用があるので、生魚には必ずそえているのです。
意味合いはどうあれ、お酒に菊の花びらをうかべていただくなど、大変風流ですね。

今宵は菊酒で一夜を過ごしてはいかがでしょう

画像は、2005年の興福寺菊節会の模様です。


◎向井万里子女史の「web写真展」は9月14日まで開催中です。
是非ご覧ください。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

瓢箪

長月

2020年9月1日

9月となりました。日中の暑さは相変わらず厳しいですが、朝には冷涼の風が漂って、ずいぶんと秋らしくなってきました
9月は長月といい、夏と秋の境目の季節です。
境内の黄檗池には、沢山の秋茜が飛んでいて賑やかです。
赤とんぼは、沼地や池などで羽化し、高地に移り、夏が済む頃には群れをなして下りてきます。

毎月月命日で伺う檀家さんは、俳句や書道をなさるせいか、いつも季節のしつらえで迎えてくださいます。
敷物やタペストリー、座布団などが季節感たっぷりですが、なによりもお仏壇のお供えのお菓子や果物もそうで、いつもお参りする度に、お仏壇のお供えで「ああもうそんな季節か」と思うのです。
季節を楽しむ、というよりまずは仏様に季節のものをお供えしてというお気持ちからのようです。

本来なら、秋はおくんちや観月宴など様々な催事あるのですが、今年はほとんどが中止となりました。
でも、季節は巡って、庭の秋明菊や桔梗たちはなにも言わずに今年も花を咲かせています。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

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