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瓢箪

紫陽花季~あずさい?

2023年5月30日

紫陽花の語源ははっきりしないそうで、いろいろある説の中「藍色が集まったもの」というのが一番有力だそうです。
英語での語源はギリシャ語の「hydro (水)+angeion (容器)」だとか。
大量の水を吸収し蒸発させる性質から名前は「藍色(水色)が集まったもの」を意味する「あづさい (集真藍) 」が訛ったものと言われ、梅雨期の象徴的な花とされています。

興福寺の紫陽花季は6月4日まで。山紫陽花は少し盛りを過ぎましたが、いまから地植えの額紫陽花や手鞠型の紫陽花が満開となります。
どうぞお誘い合わせでお出かけ下さい

◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/  

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第36回紫陽花季~雨にけむる花たち・今が見頃

2023年5月25日

只今開催中の紫陽花季。境内の紫陽花は今がみごろです。
昨年に引き続き、今年も紫陽花は花つきが特によろしいので是非ご覧いただきたいのです。
ご来山の方が、
ここ数年お出かけがすくなく、排気ガスもすくなかったからでしゃないかとお話しておいででした。

さて、興福寺の紫陽花季を8年間も撮り続けてこられている向井万里子氏の写真展も昨年同様に本堂や庫裏玄関に展示中です。
境内の可憐な山紫陽花の風情と向井女史の写真を是非お楽しみください

是非、ベンチやバンコに腰掛けて、ゆっくりと花を愛でながら「とき」をすごしていただきたいと思います。
そして紫陽花を愛でた後は、紫陽花の主菓子でお抹茶を一服どうぞ。

画像は、柏葉紫陽花、葉が柏の葉に似ているところからの名前です。随分大きくなって、真っ白なピラミッド状の花を咲かせています。
元文部・科学大臣有馬朗人先生の句碑建立の折りに、格式の高い句にあわせて植樹した物ですが、今はすっかりと句碑を隠すほど大きく成長してしまって。

◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/  

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第36回紫陽花季~雨にけむる花たち

2023年5月15日

「第36回紫陽花季~雨にけむる花たち~」
5月15日(月)~6月4日(日)

長崎の鳴滝に勉学塾を開いた医学者シーボルトが、いずこかの寺より譲り受けたのが山紫陽花。それを母国に持ち帰り、いつしか今のような西洋紫陽花に品種改良されたと言われています。
いずこかの寺というのは、さて一体どこの寺でしょうか?鳴滝に近い春徳寺のご住職にお尋ねしてみましたところ、どうも違うようです。

さて、シーボルトの日本植物誌で紹介されている山紫陽花の「紅額」の咲き始まりは真っ白。やがて縁が薄い桃色からまさに紅色に。境内にも沢山の紅額が花を咲かせています。


そろそろ雨の季節。雨に濡れた石畳、おおぶりの紫陽花や額紫陽花、可憐な山紫陽花それぞれが雨の季節に似合います。
花を愛でたあとは、お抹茶を一服どうぞ。主菓子の「紫陽花」は二種。長崎の名舗寿福の特製で、一種は興福寺オリジナルの「紫陽花」です。

また、紫陽花の変化(へんげ)を何度でもご覧頂けるように「紫陽花パスポート」を発行しました。どうぞ、お誘い合わせのうえご来山くださいませ。                                      


扉の紫陽花の画像は紅額です。咲き始めは真っ白で、だんだん紅く染まっていきますので、ここでご紹介していきます。お楽しみに。                                               


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ ◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/                                 

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