
百日紅のいのち
2025年8月26日
興福寺の山門を入ると斎藤茂吉の歌碑があります。
「長崎の 昼静かなる唐寺や おもひいずれば白きさるすべりの花」。
実は、興福寺の東明燕の池の端には淡い紅色のさるすべりがあり、茂吉はこの花をみて歌を詠んだのだと言われています。
このさるすべりには、このような話しがあります。
今から二十数年前。
「このさるすべりは根からすっかり枯れとるですばい、根から掘って処分しましょ」と植木屋のご主人。
「いいや、ちょっと待って下さい」と、毎日も水をやりながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と声をかけました。
すると、どうでしょう、新しい根がでてきてすくすくと育つではありませんか。
驚いたのは植木屋さん。「こんなことがあっとですかね?」と首を傾げます。
音楽を流しながら、果物を育てている農家のかたの話しを聞いたことがあります。するととても美味しい実がなるのだとか。
さて、花にもやはり心があるのでしょうか?
毎年、この時期になるとお話しする百日紅の花です
◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
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残暑見舞い
2025年8月17日
お盆も過ぎて、暦のうえではすでに秋。青空も、なんとはなしに秋の気配が。でも、日中の暑さはまだまだ続いています。
さて、こうも暑いと、食欲もなく冷たい素麺や冷や奴が一番と手軽にすませたくなるものです。
素麺もお豆腐も、ネギやおろし生姜をたっぷりとのせていただくのは美味しいものですが、それだけではなく、オクラやピーマンなどの緑黄野菜も一緒にとるとよろしいのだそうです。
緑黄野菜とはピーマンやカボチャ等で、ビタミンCやビタミンB1,B2,カリウム、カルシュウム等が豊富です。
夏のカレーも美味しいものですが、南瓜やオクラ、ピーマンなどをメインにするのもいいでしょう。
あるいは一番手軽で美味しいのは「おひたし」でいただく方法です。
野菜をさっとゆでて、お出しにつけこむだけ。しっかりと冷やしていただくのもよろしいでしょう。できればお出しは鰹だしよりも昆布だけの方が野菜のうまみを味わえます。
昆布でとったお出しに、ほんの少しのお塩と薄口醤油を。できれば1~2時間ほどつけ込むとよろしいでしょう。
夏が過ぎて、夏の疲れがでて、体調を壊さないように、この時期緑黄野菜をしっかりととっておきましょう
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盂蘭盆会(うらぼんえ)
2025年8月9日
興福寺盂蘭盆会先祖供養
8月14日 11時、13時30分、19時
8月15日 11時、 13時30分
上記の時間帯で、盂蘭盆会の先祖供養を皆様とともに行いたいと思います。
ご都合のよろしい時間帯にお出かけくださいませ。
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2025年8月の記事
百日紅のいのち25/08/26
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