長崎ランタンフェスティバル~ 媽祖行列
2015年2月22日
長崎ランタンフェスティバルの呼び物のひとつ「媽祖行列」は、 本来唐船が入港し、荷役が終わると船中にまつられた航海安全 の女神「媽祖」を船から揚げて唐寺に安置し、出航時に再び船 に乗せる儀式でした。この行列は、ドラやラッパを賑やかに鳴 らし、十字路では厄払いをしながら進むという珍奇なもので、 往時の長崎人はこの行列を喜んで迎えたそうです。
その唐船の入港の際に、興福寺では五色の吹き流しと「興福寺」 の名を記した幡を空高く掲げて唐人達の来航を歓迎しました。 長崎へ初めて渡来した唐人たちは、幡を目指して進めば道に迷 うことなく菩提寺に到着することが出来たのです。その名残は、 今も興福寺の境内に幡を掲げるための石柱が残っていて、現在 は正月や春節祭、彼岸などの法要や祭事の度に吹き流しを揚げ ています。