中国古黄檗住持 興福寺を訪問
2000年12月23日
350年ぶりの出会い!
「中国古黄檗住持 興福寺を訪問」
平成12年12月23日に、中国福建省にある黄檗山萬福寺の住持・釋非昇師が来山。
福建省の黄檗山萬福寺は、隠元禅師が住持をしていた寺。長崎の興福寺の強い呼びかけで長崎へ渡来されたので、中国福建の萬福寺は古黄檗と呼ばれるようになる。隠元禅師は興福寺に入り、その後京都に登り、宇治に黄檗山萬福寺を創建。
古黄檗の住持の来山は、隠元禅師の渡来以来350年ぶりのこと。
今回は日本の萬福寺の招きで来日が実現。来日直前に、中国からまっすぐに長崎の興福寺へと熱望された模様。京都萬福寺の執事中島義晃師の案内で来山した一行は、興福寺総代に迎えられ、大雄宝殿(本堂)で焼香、三拝した後、市内の唐寺三福寺を参拝し、京都の萬福寺へと向かった。