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興福寺ご本尊の胎内に五臓六腑発見
記者発表
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瓢箪2013年1月8日 興福寺ご本尊の胎内に五臓六腑発見 記者発表

2012年秋、九州国立博物館と長崎歴史文化博物館の協同調査によって、
興福寺本尊の釈迦如来座像の胎内に金属製の五臓六腑と銅鏡が発見されました。
五臓六腑の発見は12例目ですが、金属製の五臓六腑と銅鏡の発見では世界初。
2013年1月8日に、九州国立博物館の楠井隆志主任研究員様によって、参集されたテレビ・新聞などの報道関係者への発表並びに解説が行われました。

調査は、興福寺境内でX線による調査を、九州国立博物館にお像を運んでのCTスキャン等によるものです。
調査の結果、般若心経を写経したもので五臓は包まれていたのですが、そこには1616年の年号が記されていました。
興福寺は1620年の創建。長崎の大火で本堂も燃えたため、大火後に新しい仏像を中国より運んで、供えてたという説がこれで否定されたようです。調査は再びゼロから始まり、今その調査の最中であります。、

発表には、興福寺檀家総代、九州国立博物館、長崎歴史文化博物館、そして住職が出席。