花乃寺日誌
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瓢箪

ランタンフェスティバル~400年の蘇鉄

2012年1月30日
ランタンフェスティバル~400年の蘇鉄

境内の巨大蘇鉄は樹齢400年と言われています。1メートル育つのにおおよそ100年かかるのだそうです。
この蘇鉄の実がハート型をしているところから、この実の落ちているのを偶然見つければ良縁、子宝に恵まれるとか。そこで、興福寺の御守りや「こうふくまんじゅう」は、「ハート」の形になっているのです。

今年、2度目のお正月を長崎でむかえられた皆様に、是非このハートの御守りを身につけて頂いて、今年一年の幸福を願っていただきたいと思います。なんといっても「こうふく寺」ですから。

瓢箪

ランタンフェスティバル~松飾り

2012年1月27日
ランタンフェスティバル~松飾り

本堂前のしつらえ
旧正月に松や南天を飾って。

瓢箪

ランタンフェスティバル~金柑

2012年1月26日
ランタンフェスティバル~金柑

金運を表す金柑に、のし袋を沢山さげて、金運がどっさりと入ってくるように願います

瓢箪

春節の花

2012年1月24日
春節の花

中国の旧正月を祝う春節である長崎ランタンフェスティバルが始まりました。
庫裏玄関のしつらえは、商売繁盛の関帝さんと家内安全の媽祖をおまつりしています。お花は、春告げ花の蝋梅と沢山の金運に恵まれるようにと金柑をかざりました。

瓢箪

蝋梅(ろうばい)

2012年1月23日
蝋梅(ろうばい)

蝋梅の落す露に香りあり   川上朴史

瓢箪

蝋梅(ろうばい)

2012年1月20日
蝋梅(ろうばい)

東明燕の蝋梅が満開です。
蝋梅は、梅ではなく、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木で、大変いい香りがします。

ロウバイにも種類があいますが、これはソシンロウバイで、花全体が黄色です。その花がスターチスのようにカサカサとしているところから、まるで蝋細工のような花という名前がついたようです。

唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれます、またかつ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がつきました。ちなみに、本日は旧暦の12月27日です。

瓢箪

千両

2012年1月19日
千両

千両の実をこぼしたる青畳      今井つる女

瓢箪

曙椿

2012年1月14日
曙椿

落椿いたくくだちぬ掃くとせむ     奈良鹿郎

瓢箪

新春花あそび6

2012年1月8日
新春花あそび6

庫裏玄関にしつらえ。
おめでたい昆布を幾重にも重ねて「喜ぶをかさねる」。

瓢箪

新春花あそび5

2012年1月5日
新春花あそび5

仏手柑(ぶっしゅかん)は、大変珍しい果物です。
仏の合掌をした手の形に似ているところからの名前で、インド原産で中国から日本には慶長の頃に伝わったと言われています。
昔は、結納や結婚式の床飾りとして、また商家では、その末広がりの形から、正月飾りとして珍重されたとのこと。
果物でありながら生ではいただけませんが、正月には、スライスしたその実を煎茶にいれて、香りを楽しんだのだそうです。

マイセンの有名な図柄であるブルーオニオンは、実はこの仏手柑だとか。中国から伝わった器に描かれていた仏手柑がなにかわからず、玉葱だと勘違いして職人が描いたのがブルーオニオンだそうです。

葉はもむとさわやかな香りがあります。
昨年興福寺で作った「こうふくまんじゅう」は、一口サイズの月餅です。隠元豆の餡に、この仏手柑の柑橘風味をプラスしてもらいました。
大変素晴らしい香りがします。是非、ご来山いただいて、そのお目出度い香りにふれてみてください。

瓢箪

新春花あそび4

2012年1月5日
新春花あそび4

庫裏の仏間にしつらえた茶席で、御抹茶一服どうぞ。

皆具は、嬉野の小野次郎氏の作です。昨年、若くして逝かれたので、しのぶ意味でそろえました。真っ赤に金箔がまさに正月飾りにふさわしく、華やかです。
棗は、蛇踊り蒔絵。

瓢箪

新春花あそび3

2012年1月5日
新春花あそび3

千両か万両か百両かも知れず   星野立子

瓢箪

新春花あそび2

2012年1月5日
新春花あそび2

本堂前のしつらえ

青竹に、南天、松、千両。

瓢箪

新春花あそび

2012年1月4日
新春花あそび

寿ぎをいける
花:西王母椿、松、竹、南天、うらじろ

瓢箪

新春花あそび1

2012年1月4日
新春花あそび1

山門のしつらえ


門松や我にうかりし人の門  高浜虚子

瓢箪

新春花あそび

2012年1月2日
新春花あそび

新春花あそび
境内に正月花を生けて、寿ぎを楽しみます。

期間中お呈茶:御抹茶と寿ぎの主菓子


どうぞ、お誘い合わせの上、ご来山くださいませ。

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