花乃寺日誌
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瓢箪

二十日正月

2018年1月20日
二十日正月

昔は二十日正月に鏡開きをしたのですが、将軍家光の月命日が20日なので、11日になったのだとか。
この日に、正月納めをするので、正月飾りのものを片づける日でもあります。
二十日正月ですから、お雑煮をまたいただけるのかとは違って、正月の間に食べた鮭やぶりの残った頭や骨を煮ていただくのですが、地方によっては麦トロロをいただくところもあるとか。
ちなみに、興福寺では、正月2日の朝にとろろをいただきます。なぜなのかはわかりません。

瓢箪

金豆(きんず)

2018年1月16日
金豆(きんず)

金豆のまさに大豆の大きさくらいのみかんです。
金柑の仲間ですが、中には種がみつぶほど。食べるところはなく、もっぱら鑑賞用とか。
寺のスタッフが大事に育てていて、たわわになったので披露しています。

瓢箪

雪椿

2018年1月14日
雪椿

大雪の日の加茂本阿弥椿

瓢箪

新春花あそび~仏手柑

2018年1月10日
新春花あそび~仏手柑

仏様の合掌している手の形ににているところから仏手柑(ぶっしゅかん)という名前がついています。

果物ですが、生では食することができません。
正月には、スライスして煎茶にいれ香りを楽しんだのだそうです。
また、おめでたいので結納や結婚式の床飾りとしても珍重されたとか。

毎年数十個実をつけるのですが、今年はこの一個のみです。

瓢箪

新春花あそび~火鉢

2018年1月8日
新春花あそび~火鉢

正月らしい華やかな蝋梅、千両に松を生けたのは塗りの火鉢です。
京都の漆器の柳庵さんがお店を閉められるときに頂戴したものです。

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新春花あそび~庫裡玄関

2018年1月6日
新春花あそび~庫裡玄関

庫裡玄関のしつらえ。
正面の立派な紅い箱は杠箱(ガンシャン)といい、中国での嫁入り道具のひとつです。
所謂日本での「長持ち」です。これにいろいろなお道具をいれて、天秤棒をさして、嫁入りの日に行列を組んで担いだのです。
華やかな長持ちですので、蘭の花を生けました。
右手の天井から下げているのは「ヒカゲカズラ」です。子孫繁栄を願っての祝いもので、このように長く垂らしてかざります。今年は、檀家様よりいただいた赤米の稲穂と飾りました。

瓢箪

新春花あそび~青竹

2018年1月5日
新春花あそび~青竹

青竹の花いれに南天、加茂本阿弥椿、餅花などをヒカゲカズラと生けて

瓢箪

新春花あそび~本堂

2018年1月5日
新春花あそび~本堂

南天、蝋梅、雲龍梅、千両、松、竹などをご本尊お釈迦様にお供えしました。

瓢箪

新春花あそび~山門2

2018年1月5日
新春花あそび~山門2

新春花あそびの山門のしつらえです。
長年懸案でした石段の手すりが昨年完成しました。
興福寺は建物の殆どが国、県、市の常用文化財です。境内は県内唯一の
県指定の史蹟ですので、新たに建物を建てたり、建物に釘をうつこともできません。
しかし、どうにかならないかと市の文化財課と知恵をしぼって下さったのが、中山建築さんです。コンクリートで固めたりすることなく石段に組み込ませる形でできました。さらになんとご寄贈していただいたのです。
それが、山門としっくりと可笑しいくらいにマッチしているので、手すりが出来ているに気づかずにおいでになる方が多いのです。

瓢箪

新春花あそび~山門

2018年1月4日
新春花あそび~山門

新春花あそび~山門のしつらえ

お目出度い松や千両、南天、柳、葉牡丹などを青竹に華やかに生け込んで、初詣に来山されるお客様をお迎えします。

瓢箪

新春花あそび

2018年1月1日
新春花あそび

花:白わび助、さざんか

花入れ:中国杭州の急須

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