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山紫陽花~笹の舞
山紫陽花の「笹の舞」 興福寺住職の好みで、境内の花はほとんどが白い色。 山紫陽花も白が多いのですが、その中でもこの笹の舞の白は 何とも言えぬ美しさです。
山紫陽花咲き出す
山紫陽花で一番早く花を咲かせるのが「奥多摩小紫陽花」。 その名の通りに奥多摩に多く咲くとのこと 可愛らしいというより「儚い」という言葉しかみつからないほど繊細な 花です。 他の紫陽花たちが咲き出す頃には終わってしまいます。
二人静
境内には、風炉の花が咲き出しました。 これは二人静。なんと風情のある名でしょうか。
苧環
なんと可憐な花でしょう。 苧環といえば、すぐに思い出されるのが歌舞伎「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」です。 機織りで布を織るための、糸をからまないようにするための玉状や環状にして貯めておく小道具が苧環で、この苧環が物語を彩る重要な小道具として登場します。
百花の王牡丹
花に葉に 花粉ただよふ牡丹かな 松本たかし
牡丹~薄桃色に、華やかに
牡丹にも様々な色があり、どの色も風情がありますが、まさに牡丹色という色より、この薄桃色の方が華やかで、見飽きることがありません。 風吹いて 花びら動く牡丹かな 正岡子規
牡丹~牡丹色
牡丹~朱と咲く
牡丹散って うちかさなりぬ 二三片 与謝蕪村
牡丹、牡丹
境内の寺町側の石垣が崩壊したのは、もう20年ほど前のこと。 その後無事に工事が完了した折りに、檀家様方が御祝いにといただいたのがこの牡丹です。 牡丹色、朱色、黄色そして白と様々な色で、全部満開になるとそれは見物です。
椿~紅乙女
八重の見事な紅乙女。 茶席では、椿は蕾のものを用いますが、この紅乙女は花開いた様子が 美しいです。
大山蓮華
秘仏とは 大山蓮華の如きかな 関根洋子 辛夷や山ぼうしにも似ている大山蓮華は、真っ白の、まさに秘仏のような神々しさがあります。 大きな葉がどっしりと茶席に重厚な風情をかもしだします。
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