蕾から一晩で開いた大山蓮華
花開くと、全く違って堂々としています。
あまりに美しいので、大山蓮華だけを大ぶりの花入れに生けてみたり、花菖蒲と生けてみたりと楽しんでいます。

花入れは、沖縄の壺屋で「鬼の腕」

小川慎一氏主催桃の会

掛物：松浦心月公筆　「五粒松間白鶴眠」

花入：立鼓　塗金銅　秦六蔵

花：大山蓮華

香合：青貝「天下太平」文字入

山紫陽花の「笹の舞」は、山紫陽花の仲間では早くに咲き始めます。
これが紫陽花ですか、と聞かれるようにその姿は全く紫陽花らしくありません。そしてこれは真っ白なままで、青くはへんげしません

菖蒲といいますが、花のかたちはシャガに似ています。
わずか三寸ほどの背丈です

寺裏の
　　藪に記憶の二輪草 　　穴澤光江


境内には、白い花が一斉に開花しています。
まずはかわいらしい二輪草。花は、小さな小さな小指大です

境内はアメリカ花水木が満開です。

英語では
dog woodいい、犬の下剤やのみ取りに木の皮を煎じて飲ませるのだとか

和名とは全く違って風情がありませんね

白いアメリカ花水木が咲きました。
水木の花に似ているので、花水木といい、別名はアメリカ山法師といいます。

苧環の淡い色の美しさにみとれます

キンポウゲ科の苧環は、
その形が機織りの際の糸玉に由来するようです
歌舞伎の「妹背山女庭訓」では、この苧環が重要な小道具としてでてきます。