暦の上ではもう春ですが、「冷たいですね」と挨拶をかわすほどの寒さです。
お茶席では、この時期「筒茶碗」の手前をいたします。その名の通りに筒状の茶碗で、温度が冷めにくいようにという配慮です。釜もおおぶりのものをかけて、しゅんしゅんと音を立てて湯が沸く、その風情に寒い中を入室した御客様はほっと喜ぶものです。
豊臣秀吉が、鷹狩りの際に、喉がかわいたので近くの民家によって、茶を所望しました。その家の小僧がだしたお茶をいっきに飲んで、二杯目を頼むと最初と温度もお茶の濃さも違っていました。喉の渇きは充分にとれていましたが、試しに三杯目を所望すると、今度は熱く濃いものが少しの量ででてきたのだそうです。一杯目は、いっきに飲めるように薄くてぬるいお茶がでできていました。三杯ともお茶の濃さも温度も違ってだしたその配慮に、その小僧をその場で自分の家来にと連れ帰った秀吉でした。
この寒い時期、ふるえながらたずねた先でだされるのは、上等であっても、温度の低い玉露より、玄米茶でもいいので熱いのをふうふう言っていただくのが、なによりのご馳走ですね。
*興福寺節分会豆まき式の景品をご協力いただきました皆様にこころより感謝いたします。
景品
*御食事券・・料亭花月様、日本料理更紗様、中国家庭料理紅灯記様、レストランHARUBIN様、レストランTOKI様、天ぷら処夢風様、ながさき銀すし様
*グルーミングセット・・ヘアーサロン日本橋
*水引ストラップ他・・アートスクールサンモーブ様
*家庭用品・・山幸様、石尾真智子様、お茶のなかぞの園様、黒瀬勝子様、喜助うどん様、
*骨董品・・馬場骨董店様
*大理石花瓶・・横尾石材工業㈲様