瓢箪言葉のつれづれ

「梅雨寒や香を焚き」

梅雨寒や 句屏風をたて香をたき  武原はん女                                                             長崎の梅雨明けはまだまだ先のようです。 長雨はこまりますが、降らなければ夏のお水も心配なところです。 じめじめと湿気が多く、不快な気分となりがちですが、これも工夫次第です。この頃人気のおしゃれな雨傘や雨靴は、お天気の日にはいささか 使えず、やはり雨でなければいけませんから。                                 武原はんの句のように、お部屋にお香を焚くのもひとつの工夫です。 雨で外出が無理なときは、たまった書類の整理をしたり、冷蔵庫の中を片づける、そのような時にお香をたくと、案外仕事がはかどるのです。気分を爽快にさせながら、仕事に集中できます。 自分なりの、好みの香りを数種類そろえておいて、その日にあわせて焚くのもいいのでは。 お客様がおいでになるころを見はからって、玄関にお香をたくのも宜しいのではないでしょうか。                                過日の京都、タクシーの中でのこと。車内がほんのりと香るのでたずねると、 匂い袋をおいてあるとのこと。雨の日の、白髪の運転手さんの心意気でした。

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