瓢箪言葉のつれづれ

「筒茶碗でのおもてなし」

長崎ランタンフェスティバルも終わり、境内はまたもとの静けさを取り戻しています。
暦ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きます。
この時期のお茶席では「筒茶碗」でお客様をもてなします。
その名の通りに筒状のお茶碗で、温度が冷めにくいようにという配慮です。茶室ではおおぶりの釜から立ち上る湯気と、しゅんしゅんと湯の沸く音にほっと喜びを感じます。

この筒茶碗の頃になると、必ずお話するのが豊臣秀吉の鷹狩りの茶の話しです。
太閤が鷹狩りに出て、喉がかわいたので近くの民家によって、茶を所望しました。その家の小僧がだしたお茶をいっきに飲んで、二杯目を頼むと最初と温度もお茶の濃さも違っていました。喉の渇きは充分にとれていましたが、試しに三杯目を所望すると、今度は熱く濃いものが少しの量ででてきたのだそうです。一杯目は、いっきに飲めるように薄くてぬるいお茶がだされたのです。
三杯ともお茶の濃さも温度も違えたその配慮に、その小僧をその場で自分の家来にと連れ帰った秀吉で、その小僧はその後秀吉公の片腕となって活躍したとのことです。 その人物こそ石田三成です。
この寒い時期、ふるえながらたずねて来られた御客様には、なによりも温かくした部屋とふうふう言って召し上がってもらう熱々のお茶がご馳走です。 当寺では、まず熱々の玄米茶を、そしてお話がすすんだ頃、湯さまししていれたお煎茶をおだしすることにしています.


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ

瓢箪お知らせ

長崎ランタンフェスティバル~変面ショー 詳細>>

2月10日(日)午後7時
2月16日(土)午後5時

中国国家秘密 中国変面王姜鵬(きょうほう)来山
次々と変わるお面の早業は驚異の技。

続いて披露するのは中国茶芸。
 長~い急須からお茶を注ぐのは、体力を消耗する変面ショーの後ではか なり至難のわざです。是非ご覧ください
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興福寺の普茶料理を味わう会 詳細>>

興福寺の普茶料理を味わう会
2月13日(水)午後6時
 春節を祝う普茶料理(中国式精進卓袱料理)の会
境内にしつらえた沢山の中国ランタンとお飾りを愛でたあとは、国重要文化財の大雄宝殿(本堂)にて、興福寺の由来と春節について住職がお話します。
お話のあとは、庫裡に用意された普茶料理を味わっていただきます。

お申し込みは電話、ファクシミリ又はメールにてどうぞ
(〆切2/9)

 

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興福寺住職の本 詳細>>

興福寺住職が作法本を上梓

8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
 

「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文  
  
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
 電子書籍、Amazonでも発売中。

◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
 
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)

どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。

◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。

◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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