瓢箪言葉のつれづれ

「墓参と竹線香」

寺町には、整然と,それも一列に八ヶ寺がならんでいます。宗派はそれぞれ違いますが、創建はほぼ同じ頃です。
興福寺は1620年で、他の寺もその前後に建立されています。
もちろん、幕府のキリスト教禁教令によって、長崎奉行所の正面の山裾にお寺が集められたということです。

さて、その寺町にならぶ寺院の裏山にそれぞれの墓所があります。
昔は、上に登れば登るほど身分の高い人の墓といわれていましたので、興福寺も、歴代住持の墓は山の一番上にあり、その下に豪商の中国人檀家達の墓地があります。
その裏山にならぶ墓所へ、長崎の人たちはお花や水をいれたバケツをかかえて登っていかなければならないのですが、皆さん信仰深く、月に1回もしくは2~3回は墓参りをなさっているようです。
その墓参りにかかせないのは線香。
長崎では「竹線香」を用います。インドや中国製のようなもので、竹ひごにお香がまぶしてあります。一袋が一回の墓参用で、120円と大変安く、仏具屋ばかりか、コンビニなどでも買い求めることができます。
線香の下の部分にはお香がまぶしてないので、水にぬれた線香立てにさしても、線香が途中で消えることはないのです。
また仏壇用の線香と違って、香りがたかいので、墓所からその線香の香りが寺町まで漂ってきます。しかし、この竹線香を自宅の仏壇には使いません。 自宅用と墓参用を分けて使うのは長崎だけではないでしょうか。


◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ  

瓢箪お知らせ

興福寺住職の本 詳細>>

興福寺住職が作法本を上梓

8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
 

「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文  
  
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
 電子書籍、Amazonでも発売中。

◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
 
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)

どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。

◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。

◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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