瓢箪言葉のつれづれ

「お精進」

暑さ寒さも彼岸までというように、お彼岸も済むと、朝からは冷涼な空気が漂い、日中の雲一つない青空に秋の深まりを感じます。
お彼岸には各寺院でご法要があり、その後精進料理でのお斎(とき)がふるまわれます。お煮しめや白和えなどの和えもの、おにぎり、いなり寿司などがその献立です。
精進料理とは、もちろん、お肉やお魚を一切使わない料理で、お野菜や乾物、海草、穀物などで調理します。これは、お釈迦様の殺生を禁じられた教えにしたがうもので、仏道修行に励むものへの戒律であります。
よく、精進料理は手間がかかって大変と言われる方がおおいのですが、なによりも、お肉やお魚のように臭みをとったり、血抜きしたりなどの手間がかからないだけ、簡単なのです。
例えば、
秋なすなどは、昆布出汁で炊いて、そのままさまして一晩おくとまったりとしたお味がしみこんで、茄子の味そのものをいただけるのですから、こんなに手間のいらないものはありません。また、油で揚げて、熱々を生姜醤油につけ込めばこれもまた美味で、簡単です。
台湾では、いまでも月一度は精進料理をいただくのだとか。

私たちも、台湾の方々のように、たまには精進にして、改めて食べ物への感謝の心を持ちたいものです。

画像は、諫早性空寺様でお彼岸におだしになる普茶料理です。

瓢箪お知らせ

月の奉行「観月宴」 詳細>>

~興福寺へ行こう~
隠元禅師東渡362年記念
「月の奉行」観月宴
10月15日(土)(雨天決行)

「茶熟して清香有り 客到るは一に喜ぶべし」
~清らかな香りをたててお茶が飲み頃。
  折りも折りとて、茶を共にしてくれるお客がやって来た
               なんと嬉しいことだろう~

 宗祖隠元禅師が、中国より持参された大きな茶罐(急須)には上記の詩が刻まれ友人と茶を共にする心はずみが詠われています。仲秋の頃、禅師も本堂の甍越しに昇る月を愛で、訪れる人びとや、弟子たちにこの茶罐でたっぷりのお茶を振る舞われたことでしょう。隠元禅師東渡362年にあたり、禅師のかずかずの偉業に想いをはせながら、観月のひとときをお過ごし下さい。

 今年も、花滴庵主早稲田佳子お社中の皆様によるお茶席で、お抹茶を一服。
椅子席ですので、どうぞお気軽に。
 点心は、隠元さんにちなみ、禅師が興福寺に伝えて下さったインゲン豆や胡麻豆腐、胡麻和え、ケンチン汁、もやし、茄子、寒天など。手造りの普茶の心を味わってくださいませ。
 恒例の、お釈迦様の御前での讃仏ライブもお楽しみに。
心地よい涼風がときおり流れて、虫すだく秋の一夜をお誘い合わせの上、どうぞ、ごゆるりとお楽しみ下さい。


と  き:10月15日(土) 18時~21時
と こ ろ:東明山興福寺
チケット:4千円 (入山料、お茶席、点心、ライブ含む)
お茶席:18時~20時30分 この間ご随時にどうぞ
  立礼席 花滴庵早稲田佳子社中
椅子席ですので、お気楽にお茶をお楽しみください。
点心席:18時~19時30分 この間ご随時にどうぞ
隠元禅師に伝えられた普茶料理のお弁当
讃仏ライブ:20時~20時20分
本木流小唄 新曲「興福寺の月」お披露目
お申込〆切:10/10 電話またはメールで寺務所まで
限定100名様になり次第締め切らせていただきます。
電話:822-1076 メール:kofukuji@bg.mbn.or.jp

*下記で2015年の観月宴の様子がご覧になれます。
https://youtu.be/G3M2n3d0WEM 

折りたたむ