瓢箪言葉のつれづれ

「風炉のころ」

五月。
茶席では炉を閉じて風炉となります。釜や炭は炉の時期よりこぶりのものを揃えます。
お床では、篭やぎやまんの花入れを使って、涼やかにお客様をもてなすしつらえを心得ます。
冬は暖かく、夏は涼しくがもてなしの基本です。

豊臣秀吉が鷹狩りに出かけた際に、のどが渇いたので近くの農家で茶を所望しました。ぬるめの、薄いお茶がたっぷりと湯飲みでだされました。のどが渇いていた秀吉は一気に飲み干し、もう一杯所望しました。
すると、一杯目とお茶の濃さや温度、量が違っていたのに気づいた秀吉は、十分にのどの渇きはとれていましたが、試しに参杯目を所望しました。すると、熱く、濃いお茶が少しでてきました。お茶の濃さや温度をその都度違えてだしたこの小僧を、秀吉はそのまま連れ帰って家来としました。その者がその後の秀吉の重臣のひとりとなったことは言うまでもないことです。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ ◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

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興福寺恒例の茶市は
5月26日(日)と決まりました。
詳細はまた後日にアップさせていただきます

長崎市指定文化財黄檗宗祖隠元禅師三幅対の修復が終わりました。
この茶市でご披露いたしますので、是非ご高覧くださいませ
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興福寺住職が作法本を上梓

8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
 

「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文  
  
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
 電子書籍、Amazonでも発売中。

◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
 
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)

どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。

◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。

◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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